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Channel: ニホンオオカミを探す会の井戸端会議
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奥多摩山中のイヌ

私が三峯神社に初めて行ったのは、娘が幼稚園の時でしたから36~7年前の事になります。5月の連休でしたから、大輪からのロープウェイも2~3時間待ちで、そんな時間が無駄に思え表参道を登ったのですが、これが家族での最初の登山になりました。三峯神社の宮司職は中山・広瀬・宮沢・本多・各家の持ち回りだそうで、山頂直下に茶店が2軒あり、それが宮沢・広瀬家で、歴代の宮司を務めた由緒ある家であることを知ったのは随分後...

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我死なば 焼くな埋むな

【我死なば 焼くな埋むな 野にさらせ 痩せたる犬の 腹を肥やせよ】・・・は、平安時代の女流歌人小野小町が歌ったと伝わります。【空ひびき 土ひびきして 雪ふぶく 寂しき国ぞ...

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タテガミの在るニホンオオカミ-2

トンネル工事中の中津川でのカメラメンテナンスが滞った中、6月25日・7月2日と連続で御巣鷹方面に行って来ました。旧民主党政権時代、高速道路料金が非常に安くなったのをきっかけに通い始めたのですが、政権が元に戻ってからは止めましたので、都合8年振りと云う事になります。10年一昔の諺通り上野村の街道筋も一変しましたし、何より沢の様子が大きく変わり、以前の面影が全く感じられませんでした。...

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タテガミの在るニホンオオカミー3

8年振りに上野村御巣鷹山域へ向かったのは、旧大滝村中津川林道のトンネル工事の為入山出来なかったのが主たる理由ですが、実はもう一つ理由が有ります。昨年12月に『タテガミの在るニホンオオカミ-1』で記した【3年前の12月初め都合3度目の遭遇となった、色艶、耳介、尾の形状、体型等は秩父野犬そのままだったが、頭は大きく感じ、タテガミ状に毛が並んだイヌ科動物】・・・の現れた場所は長野県佐久市の田口峠周辺でした...

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命にかかわる様な暑さ

「命にかかわる様な暑さ」が続く中、相変わらずオオカミ三昧の毎日を過ごしています。工事中だった中津川林道が7月14日から通れるようになり、溜まりに溜まったカメラメンテナンスをこなしているのです。山中のカメラメンテナンスは、家を出てから帰るまで12~3時間必要です。車の往復で6時間要しますので、山中での行動は6~7時間と云ったところでしょうか。...

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若しかしたら・・・

台風来襲の前日27日(金)、カメラメンテナンスに行って来ました。数日前より寝苦しい夜から解放されていますので、寝坊してしまい3時出発でした。5時過ぎに中津川集落を通過した際、沢沿いの冷気で寒さを感じ暖房を付けましたが、路上の温度計は20度を指していました。自宅から110kmが今日の降車地点ですが、林道上は相変わらず鋭角な大小の岩が転がっていて、ヒヤヒヤしながらの運転です。後部座席にはそれ対策にスコッ...

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酷暑の中の野生動物

7月中旬、中津川林道の通行解除がなされてからの1ヶ月間、都合7箇所のカメラメンテナンスを行いましたが、全て早朝からの入山となりました。勿論暑さ対策が主たる目的なのですが、深夜の林道走行・早朝入山は野生動物との遭遇機会ともなっています。そして彼らが、生きる事に必死であるのを知らされる事にも繋がるのです。玄関前で気温を計測すると・・・肉食動物の食痕肉食動物の食痕...

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岩手県博の頭骨2点-1

このブログでの発信も、もう直ぐ400回に達しようとしていますが、ひとえに訪問者の皆様のおかげと感謝する次第です。私からの発信は兎も角、皆さまからの情報により新しい発見に繋がり、それが順に順にと輪が広がり、現在に至っているのです。未だ未だ埋もれた情報の掘り起こしが続き、未知への世界が開かれ、ニホンオオカミの真実に迫れるのではと、オオカミ三昧の日々を送っている私です。...

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岩手県博の頭骨2点-2

私の手元に一冊の本が有ります。中公新書発刊で、前上野動物園園長だった小宮輝之氏の著書「物語...

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寄せられた情報から

毎日の様に、多方面から様々なメールが届きます。パソコンと縁が無かった頃、得られる情報の全ては足で稼いでいましたので、現在の情報収集は夢の様とも云えます。そうした中、こんなメールが3枚の写真と共に届きましたので、先ずはご覧下さい。...

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イヌ科動物の足跡を追って

秩父野犬との遭遇からもうすぐ22年経ちます。あの日は小雨模様でしたので、秩父山中の林道巡りをしていて、何でも良いから野生動物に会えないかな・・・そんな軽い気持ちでの山行きでした。老い先短い今は、何とかしたい気持ちが一杯で、そうした欲望が彼らに伝わるのでしょうか、中々幸運に恵まれないのが現状です。私の前に現れた秩父野犬...

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毎日が日曜日

現在私たちは17箇所の現場に、合計75台のカメラを設置して、オオカミの姿を求めています。毎週1回入山するとしても17週かかる訳で、3ヶ月に1回カメラメンテナンスをやるとすると、2週間で3回山に入らないと間に合わない勘定になります。世の中の全てが思い通りに行かない事を承知の上で云いますが、つまり、ここのところの天候不順に悩まされているのです。多くのカメラの最初はこれ色々のカメラを設置してオオカミを...

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秋のオオカミイベント

写真家の林道子さんからメールを戴いたのは2015年7月26日でした。 【はじめまして。 写真家の 林 道子...

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紀伊半島のニホンオオカミー1

【昭文社刊の山と高原地図№56大峰山脈を見開くと、狼あるいは犬と記された地名がやたら多いのに驚く。狼谷、狼尾、狼平、狼横手、犬取り尾、犬ガエリ、犬取り谷、犬取り滝、・・・そしてそれらの多くは稲村ヶ岳(1725、9m)付近に集中している。稲村ヶ岳東面神童子谷の狭い山域に、これ程オオカミ関連の地名が集中しているのは、ただ単に生息数が多かったと考えるよりは、人々の生活の中にオオカミが入り込む程、関わりが深...

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紀伊半島のニホンオオカミ-2

毎日の様に届くメールに押しやられ、紀伊半島での清水氏の体験談は受信トレイの下段に埋もれてしまったのですが、それらを思い起こすメールを届けてくれたのは、この欄に2016年4月29日「2016年3月12日...

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紀伊半島のニホンオオカミー3

私が初めて紀伊半島に足を踏み入れたのは大阪万博の年の秋でしたから48年前の事です。会社の旅行として万博見物に行ったのですが、1日休みを取って大台ケ原まで足を伸ばしたのです。ただ、山頂近くまで車道が続いて観光地化した姿に唖然とし、それ以降、大台ケ原に行こうと云う気持ちは起こりませんでした。大台ケ原山頂周辺の地図...

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大願成就の予感

11月最初の水曜日。奥秩父山中の天気がYahooの天気予報に依ると、「午前中持ちそう」に変わっていたので、イヌの散歩を早めに片付け、山に向かいました。山に連れて行く事が条件で譲ってもらったイヌですから、「散歩を取り止め山に連れて行こうかな・・・?」とも思ったのですが、家で留守番をさせました。登山口の駐車場で準備をしていると雲行きが怪しくなってきましたが、「ここまで来たのだから・・・」の気持ちが勝り、...

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分類としてのニホンオオカミ

当欄へ木下さんと云う方から11月16日に以下の様なコメントが寄せられました。...

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昔の文献を読み直して

TheBONE誌 1991年6月号に京都大学理学部動物学教室の田隅本生助教授は「“ニホンオオカミ”の実体を頭骨から探る」と題した論文を記しています。 *シーボルトの“ニホンオオカミ” *“ヤマイヌ”と“オオカミ” *“ニホンオオカミ”の頭骨と項目が続き、*“ニホンオオカミ”の定義中にこんな文面が綴られています。...

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2018年の奥秩父山中

本年2月、13年間生活を共にした愛犬が逝ってしまい、空虚な毎日を過ごしていた5月中旬、引き取り手を探していた仔猫にひかれるものを感じ、家族として迎える事にしました。「命名権を与える事が家族の同意を得る安易な方法」と心得る私は、娘が名付けた「ミィ」を躊躇せずに受け入れました。白黒模様でパンダ色の3兄弟でしたが、ミイには一目で兄弟と見分ける特徴を持っています。「かぎしっぽ」です。『かぎしっぽのネコは幸運...

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