15年前・旧大滝村にて
1週間前、突然こんなメールを戴きました。 【はじめまして。浅井 公一と申します。さいたま市在住の41才です。浅井公一さん現在もまだニホンオオカミ?または狼の血が色濃く残った野犬の情報があるという事に、私も渓流釣りを趣味とする者として、まだ自然が残されている事に感激です。 広域地図...
View Article二ホンオオカミは生きているような気がする
【以前から二ホンオオカミに興味があり、新聞や本を読んでいましたが、今から20年ほど前に信州の 山奥(秩父から川上村に抜ける中津川林道)で、数匹の野犬を見たことを思い出して、ひょっとしたら 二ホンオオカミかもしれないと思うようになりました。 シェパードのようなイヌで、当時は猟犬と思っていましたが今から思うとオオカミの可能性もありだ と思います。...
View Article「オオカミによろしく」がグランプリ受賞
9月9日付けのこの欄でお知らせしました「オオカミによろしく」が、秩父映画祭に於いて見事グランプリに輝きました。秩父映画祭2014...
View Article人にはどれだけ物が必要
本年2月の大雪を称し、識者は“温暖化現象”が原因、温暖化現象は各戸の消費エネルギーに関係し・・・と、言っています。陸の孤島と化した集落の様子をテレビの画面で見ながら、私は半世紀以上前の田舎の暮らしを思い出していました。高校2年の春休み・浅草岳私の故郷である新潟県魚沼地方は名にし負う豪雪地で、国道17号は半年間通行止め、4m道路を隔てた前の家との交流は雪のトンネル越し、隣りの家は雁木伝いでした。暖を取...
View Article2014年7月28日熊野古道で
【私の熊野古道トレッキング中に本州オオカミを見た。】 私の下に届いた70件のオオカミ体験中で、最新の情報です。 体験者はフランス人でークレメント ライアさん―訳者は森田正純氏です。...
View Article6~7頭のオオカミが私の側を・・・
7月最後の土曜日だったと思います。7台のカメラメンテナンスを終え、三峯博物館で一休みしていたら、顔見知りの運転手さんが声を掛けてくれました。「八木さんが喜ぶ話を持って来た!」と、笑みを湛えた朗らかないつもの顔で寄って来たのです。神社の中で「私が喜ぶ話」なら、生存に関する情報しか有りませんから、全てに優先する事例です。仲間との雑談を止めて、入澤運転手さんから体験者の名前と電話番号を教えて戴きました。...
View Articleオオカミが来た!?
オオカミが来た!? 宗像 充 ルポライター 【日本のオオカミ(ヤマイヌとも言った)は、1905〔明治38〕年、奈良県東吉野村鷲家口での捕獲を最後に人々の前から姿を消したとされる。 日本国内の食物連鎖の頂点にいたオオカミがいなくなったことで、自然生態系は崩れ、シカによる植生の被害、あるいはイノシシなどによる農作物の被害が大きくなったと言われている。...
View Article不思議な経験
半世紀近く前、高校2年の秋、越後の奥山歩きをしていた私は、踏み跡を間違えて利根川源頭の大水上山に足を踏み入れていました。銀山平から荒沢岳(1968m)兎岳(1925m)中の岳(2085m)を経て十字峡へ抜けるルートでしたが、殆どが藪漕ぎで、兎岳から中の岳に向かう途中で間違えた様でした。当時兎岳から巻機山(1961m)への稜線は開かれて居らず、闇雲に藪漕ぎをしながら前に進んでいる途中、現在地が解らなく...
View Article湯気が出る程の最新情報
近年パワースポットがブームになっている中、埼玉県の最深部に在る三峰神社も、その恩恵に預かっています。神社本殿前の御神木に両手をかざし、一心不乱でお祈りする姿も頬えましいのですが、休日ともなると列をなしてせわしい感もします。願い事をされる神様もさぞや大変なんだろうと、余計な事ですが心配してしまいます。神社に行って御神木を見れば一目瞭然、手をかざした跡が色変わりする程で、神様の多忙さがはっきり判ります。...
View Article浦和浪漫山岳会・高桑信一氏
【浦和浪漫山岳会・高桑信一】氏を皆さんご存知でしょうか。沢登り屋さんは勿論の事、渓流釣り屋、単なる山屋さんも、あこがれている人は多いと思います。かく言う私もその中の一人で、長い間、お話する事を待ち望んでいました。氏が著した「山の仕事、山の暮らし」に眼を通し、尚更その思いは募りましたが、会う機会も見つからなかったし、その時間も無かったので、半ばあきらめていました。...
View Article日本狼物語
大変遅れましたが、岸田日出夫先生執筆の「日本狼物語」がご家族の賛同を得て、秩父宮記念三峰山博物館で復刻される運びになりました。 フォーラム当日の11月15日から発売されますが、¥800-で入手出来ると思います。その中の一節にこんな文面があります。【上北山村字天ヶ瀬で聞いた話―昭和10年9月11日―井場...
View Articleオオカミの咆哮が収録されました
連休2日目の11/2が晴天でしたので、10月23日欄に掲載した「目撃現場」の周辺7箇所にトレイルカメラを設置して来ました。設置したトレイルカメラ在庫のカメラが有りませんので、動物層の薄い地区のカメラ7台を撤去し、点検の後設置したのですが、若くない私にとって非常にきつい作業となりました。傾斜が急な山道を尾根筋まで登りますと、両神山の特徴有る山容が見えますし、独特の風貌を有する両神山その目の前には三峰神...
View Article二ホンオオカミフォーラムの発表要旨
下記は11月15・16日に行われる二ホンオオカミフォーラムの発表要旨です。前回のフォーラムから12年経って居りますので、私の下には2日間で発表出来ないほどの材料があります。その中で選りすぐりの資料をお届けしようと思っています。1日目はオオカミ体験者20名の実体験を語って戴く中、清水氏が収録したオオカミの咆哮をお聴き願えればと思います。常々私が言っていた『居る物は啼く。啼く物は居る』の確認になります。...
View Article大盛況・大成功・大感謝
昨年10月から準備を始めた二ホンオオカミフォーラム2014を、大盛況・大成功の中終了する事が出来ました。会場となりました三峰神社周辺は紅葉の真っ盛りで、1.000mの山頂に通じる観光道路は、駐車場に入る車で大渋滞でした。そんな道路状況の悪い中、様々なアクシデントも生じましたが、皆様にご協力を戴き大盛況の中終了した次第です。...
View Articleミイラ取りがミイラに
2014年11月15日(土)。フォーラム初日の日程が全て終った18時チョッと過ぎ、二人を乗せた車が神社の駐車場を出て、二瀬ダムの方向へ向けて走って行きました。緊張を伴う二つ目のヘアピンカーブを過ぎて直ぐ、右手の山側から見た事のある動物が、車道に向って下って来るのを確認しました。車中の主は、30分程前までフォーラム会場でマイクを握って話をしていた、ルポライターの宗像充氏と連れの大橋奈緒子さん。宗像氏は...
View Article新日本風土記・南アルプス編
いつもご覧下さいまして有り難う御座います。このページも大きな輪となりまして、色々な情報が私の下に届いています。そんな中で、こんな情報を皆さんと共有したいと思いまして、お知らせした次第です。 最初私に届いたのがSaturday, November 29, 2014 10:04 AM で、東京都の大塚さんからでした。...
View ArticleTV東京・Nアンサー
TV東京の報道から電話が入ったのが11/24の15:00頃でした。「日本洞穴探検協会」が秩父市の鍾乳洞で、ニホンオオカミの下顎の切歯を発見したので、明後日埼玉県庁で記者発表する。県内の鍾乳洞では最初の事例だそうだが、どの様に思うかコメントが欲しい・・・・・そんな内容だったと記憶しています。私は即座に「浦山の橋立鍾乳洞や横瀬でも出土されています。群馬県だが隣りの上野村では多くの出土例が有るので、珍らし...
View Articleオオカミの声紋画像
当欄の12月2日付け「新日本風土記・南アルプス編」でお知らせした、12/6の放送ご覧になりましたでしょうか。我が家のテレビの調子が悪く、映像も音声も私に旨く伝わりませんでしたので、早稲田大学探検部OB会の望月氏にお願いしてDVDを送って戴き、昨日ようやく正確な情報を得る事が出来ました。望月さん有り難う御座いました。また、放送された現場近辺を3泊4日で探索して来た、東京都世田谷区の横山さん、ご苦労様で...
View Article西丸震哉
私が45年もの長きに渡りオオカミに関わっている事が出来たのは、人生の早い時期から西丸震哉氏の著書と触れ合っていたからに他ならない。高校卒業後すぐに、山小屋の番人として多くの岳人と出会う事が出来たのだが、その中の一人が西丸さんだった。ただ、西丸さんがお出でになった時は春スキーの繁忙期で、お客の顔を見ている余裕など全く無く、来た事を知ったのは宿帳の名前からだった。それが悔しくて、湯沢の町に買出しに行った...
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