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Channel: ニホンオオカミを探す会の井戸端会議
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ミイラ取りがミイラに

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2014年11月15日(土)。
フォーラム初日の日程が全て終った18時チョッと過ぎ、二人を乗せた車が神社の駐車場を出て、二瀬ダムの方向へ向けて走って行きました。
緊張を伴う二つ目のヘアピンカーブを過ぎて直ぐ、右手の山側から見た事のある動物が、車道に向って下って来るのを確認しました。
車中の主は、30分程前までフォーラム会場でマイクを握って話をしていた、ルポライターの宗像充氏と連れの大橋奈緒子さん。
宗像氏は雑誌「望星」で二ホンオオカミの記事を6回に渡って記していますから、俄か仕立てで有ってもかなりのオオカミ通です。
単に興味を持って取材を重ねていたに過ぎなかったのですが、私の紹介する体験者に会う機会が増えるにつれ、生存論に軸足が移っていく・・・途中でした。
車中からの印象を幾度にも渡り、携帯から送ってくれたのが下記の文面です。 
「大橋さんが携帯で撮ったカーナビの画像で、時間は18:38です。
イメージ 1
18時38分を記す
色々見た中では、ライデンのタイプ標本に一番似ていました。」
「見た動物は、身体が小さいからか、耳と尻尾が目立ちました。その為僕は、狐の可能性があると思いましたが、色が違いました。灰色です。
大橋さんは、狐かイヌかと言われればイヌで狐は無い、と言っています。僕はイヌは無いと思いました。足が短かった。」 
「以前、飛龍山でキツネでは無いかと言って八木さんが見せてくれた画像がありましたよね。雰囲気的にあんな感じでした。」
イメージ 2
 前飛龍山で撮影のイヌ科動物
「現場写真を添付します。 
 目撃地付近から車の後部を見る。
イメージ 3
遭遇地点から車を写す
 車を置いている場所の標識、現場は後部50~100mほど。
イメージ 4
現場近くに在る標識
 車を置いたところから少し行ったところの目印、繁みの切れ間に消えていきました。」
イメージ 5
繁みの切れ間に消えて行った
15日の夕食は18時30分過ぎから始まりましたが、少し遅れて吉川國男氏が席に着きました。
10年前南足柄市で行なわれたフォーラム
イメージ 6イメージ 7
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
を企画立案した方で、直良信夫氏のお弟子さんでも有ります。 
吉川氏はフォーラム参加の為車を道路脇に駐車していたので、車を取りに行っていたのです。
食事をしながら雑談を交わす中吉川氏は、「少し前道路上で遠吠えを聴いた」・・・と言い出したのです。
オオカミの声ともシカの鳴き声とも、聞き分けられなかった遠吠えだったが・・・とも言いましたが。
時間は18時30分過ぎとの事でした。 
独楽ねずみの様に動き回った一日でしたので、疲れに疲れ果て、吉川氏の話も上の空で聞いていました。
風呂に入って就寝しようと横になった私でしたが、携帯に目を向けると、宗像氏からのおびただしい着信の山。
何事が起きたのかと宗像氏に電話を掛け、吉川氏の話との繋がりをようやく認識出来たのです。

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