【私の熊野古道トレッキング中に本州オオカミを見た。】
私の下に届いた70件のオオカミ体験中で、最新の情報です。 体験者はフランス人でークレメント ライアさん―訳者は森田正純氏です。 原文を添えますので長文になりますが、ご容赦願います。
Q)『私は貴方に、私の熊野古道トレッキング中の経験をお話しするためにコンタクトを取ります。 私は一人で歩いていました。
私は午後5時に滝尻王子で私のトレッキングを始めました。
そして、霧の郷、たかはらの小さな村をあとにして、私は自分のテントを張ることを決定しました。それはこの村から1.5〜1.7km過ぎた所でした。
小道の右側には小さな川があり、左側には、木が切られたスペースがあり、それは狭苦しいですが、私のテントを張る隙間があります。夜で、非常に暗かったです。
私がバッグからテントを引っ張り出した時、私は私の方にやって来る動物の雑音を聞きました。
それから、4対の眼が現れました。 彼らは私に接近し、そして、私は初めて、4匹の野犬(wild dog)が私のライトで見えました。
私はパニックになりました。 …彼らは私を取り囲みました。 私はそこを出るためにバッグを詰めました。 そして彼らは200メートル、私の後をついてきました。
私はインターネット上で検索しました。 そして、彼らは、全くちょうど、貴方のウェブサイト上の写真と同じように見えました。』
(Dear,
I contact you to relate my experience during my kumano kodo trekking. I walked alone.
I started my trekking at 5 pm at Takijiri-oji and after the small village of Takahara Kiri-no-Sato I decided to pitch my tent.
I started my trekking at 5 pm at Takijiri-oji and after the small village of Takahara Kiri-no-Sato I decided to pitch my tent.
It was 1.5km -1.7 km after this village. On the right side of the trail there is a little river and on the left side there is a place where trees are cut and it is very stiff but with a corner to pitch my tent. It was the night and very dark. When i picked up my tent in my bag , i heard noise of animal which came to me and then 4 pairs of eyes appeared. They approached me and i saw four wild dogs first with my light. I was panicked...They surrounded me. i packed my bag to get out and they followed me on 200 meters.
I made research on the internet and they exactly look like the photos on your web site. Kind regards,Clément)
I made research on the internet and they exactly look like the photos on your web site. Kind regards,Clément)
A)『Dear クレメント
私は八木博の代理人です。 森田正純と言います。 貴方の情報は、確実に八木本人に伝達されました。
八木は今まで、64例のコンタクト例を集めています。
日本の中で、貴方の例はあり得る場所で発生しました。
外人の方の報告は2例目です。
八木はあなたにさらに質問があります。わかる範囲で答えて下さい。
1。いつ目撃したか? 年 月 日 時 分、どの位の時間。
2どこで? ストリートビューで歩くことが出来る。わかる範囲でくわしく。
3、4頭の大きさはどのくらいであったか?同じであったか?違っていたか?
頭から尾の先まで cmまたはft,in
体の高さ
尾の長さ
4、4頭の色と体の各部はどうであったか?同じであったか?違っていたか?
顔はどんな形と色
耳はどんな形と色
胴はどんな形と色
尾はどんな形と色
足はどんな形と色
5、ウェブサイト上の写真とはどれをさし示すのか?
6、動物達の感情はどうだったか?
吠えられたか?威嚇されたか?フレンドリーだったか?
7、後をつけられたとき、どんな状況であったか?
追いかけられたのか? ゆっくりついてくるのか?周りを回るのか?
8、貴方は日本に滞在しているのか(滞在先は?)、母国から旅行中なのか?
9、貴方はWild dogに元々興味が有ったのか?
今回、遭遇してから、興味を持って八木のサイトを探したのか?
10その他、思いついたことを連絡して下さい。』
『(2に書きましたように熊野古道の一部として、今回の目撃した山道はストリートビューで歩くことが出来ます。
クレメントさんのメールに有るように歩くと、確かに右側に小さな流れ、左側に木が切られている狭いがテントのはれそうな場所がいくつか有ります。
その一つを送ります。周辺は、明るい針葉樹林と広葉樹林の混じった状態で、下草が有り、健全な感じの山相です。
フランス人の旅行者のようですね。英語がネーティブではないです。しかし、それの方が私には訳しやすい。
[ ]は私が理解するために追加したものです。
ニホンオオカミが100年以上前に、絶滅したことになっているのを彼が知ったら、もっと驚くでしょうね。
森田正純 拝)』
Q)『 拝啓
私はコンピュータを準備していなかったので、返答が遅れて済みません。
私は貴方の質問にひとつひとつ答えるつもりです。
1。私は2014年7月28日(月)、熊野古道のトレッキングの最中にその野犬を見ました。それは午後8時頃で、私がテントを張ろうと決断したときでした。
2。あなたが添付した地図の上で、私が[始めのメールで]指示した[とする]場所は、正に私がその野犬を見た場所です。
それは小道の左側で、下りの急勾配で、いくつかの木が伐採されていました。
3。4匹の野犬は同じサイズで、多分、一匹は、他に比べて、わずかに大きかったです。長さは80cmで高さは50~60cm。尾は15cmと言いたいです。
4。彼らは細い顔をしていました。と言うのは、かつてフランスで経験したキツネだと思ったからです。しかし、ヘッドランプで彼らの全体を見たとき、これは野犬[複数]ではないかと思いました。
彼らは空腹のように見え、とてもきれいではなかった。これがなぜ、私が「これは野犬だ」と言う理由です。
色合いと、外観は私が添付したファイルの写真の様でした。
5。添付した写真を見て下さい。
6/7。最初に10−15秒間、彼らは私に吠えました。私は静かにじっとしていました。すると、彼らは黙りました。
彼ら[4頭]のうち2頭は距離を保って(私から15メートル)、200mを小道の上をゆっくりとついてきました。
他のものは私の左側のわずかな丘をついてきました(実に、あなたがはじめに添付した坂道のこの曲り道それからわずかな丘を降りて)。
ついて来た2匹のうち1匹は右側のわずかな流れに去って行きました。
8.9.10。残念ながら、私は昨日フランスへ帰りました。この経験のために、私が野犬に興味を持ったのは初めてです。
私はインターネットで『紀伊半島の野犬』を探しました。そして、私は本州オオカミの画像を見ました、そして、それは私が見たのと、なんともそっくりで、私を打ちのめしました。
私はインターネット上であなたの名前とあなたのNGOを見出し、そこで、私は、このことは貴方が多分興味を持つだろうと言う理由で、貴方に接触を試みることを決定しました。
クレメント ライア』
(Dear, Sorry for the late answer, I didn't have a computer to my disposition.
I am going to answer your questions one by one.
1. I saw the wild dogs the monday 28th of july in 2014 during my kumano kodo trek. It was about 08:00 pm when I decided to pitch my tent.
2. You will find as attached files the map where I indicate exactly where i see the wild dogs. It was on the left side of the trail, it is a place where it is very steep (it goes down) and you have some trees which are cut.
3. The four wild dogs had the same size, maybe one was a little bigger than the others. In length: 80 centimeters and in height 50-60 centimeters. The tail: 15 cm i would say.
4. They had a narrow face because I thought first that it was foxes like we have in France but when I saw them entirely with my headlamp I guessed It was wild dogs. They seemed hungry and were not very clean, that's why I say it is wild dogs. The colour and the appearance is like the photo I put in attached files.
5 See the photo as attached files.
6/7.First they barked at me during 10-15 seconds. I stayed calm and they shut up. Two of them followed slowly me on the trail on 200 meters and kept their distance (15 meters from me) . An other followed but on the little hill which was on my left side (indeed in this curve you have a steep place first which goes down and then a little hill). One of the two which followed me went in the little river on the right side. 8.9.10 Sorry I went back to france yesterday. It is the first time I interest me in wild dogs because of this experience. Indeed I searched for "wild dogs in the kii peninsula" on the internet and I saw a picture of a honshu wolf and It striked me how it looked like of what I saw. I find your name on the internet and the site of your NGO so I decided to try to contact you because it may be interesting for you. Best regards, Clément LAIR)
A)【貴方が7月28日に遭遇した4頭の動物が、写真の動物であったとしたら、科学的には幻を見た事になります。
1906年1月に捕獲されたのを最後に姿を消した(とされる)二ホンオオカミ-Canis hodophilax-で、タイプ標本はオランダのライデン、最後の標本はイギリスのロンドンに在ります。
写真の動物はオランダに在るタイプ標本です。
18年前の1996年10月に私の前にも現われて、運良く私は写真に撮る事が出来ました。
ただ、多くの科学者はそれを認めず嘲笑した為、確かな証拠を提示するべく、探し続けているのです。
幸いな事にクレメントさんの様に、目撃経験が有る人達から情報が寄せられ、現在66人に達しています。
そしてクレメントさんを含め67人になったわけです。
情報を寄せて戴き深く感謝致します。
追加質問を致します。
1.その時のクレメントさんの感情は・・・怖かったとか・・・危険を感じた・・・とか。
2.最後までついて来た動物はどうしたのでしょうか。
3.動物たちはクレメントさんに何を求めたのでしょうか。例えばクレメントさんの肉体・・・とか、精神的安らぎ・・・とか、クレメントさんが持っていた食料・・・とか。
4.その夜クレメントさんはどんな気持ちで寝たのでしょうか。』
Q)『私は新しい仕事を始めましたので、返答が遅れて済みません。
はい、これは博物館からの画像です。しかし私が見たwild dog に似ています。
私が言及したように、それは全体的には野犬の様に見えたけれども、キツネと同じ顔を持っていました。
1.私は始め、自身が危機に落ち入ったと感じました。私がバッグをパックした2分の間、私は彼らが私を襲うつもりであると信じました。
2.彼らはとても空腹のようで、私は、彼らが私の肉を求めていると思い込んでいました。
しかし、彼らがとても平静になり、その後、彼らは私についてきました。私が思うに、彼らは消え去りました。
と言うのは、恐かったので、もし彼らがついてきたら…と定期的に来た道を振り返って注視したからです。
4.最終的に、私は、貴方にスキャンした地図上で見ることの出来る、次の休息場で眠りました。それは動物を見た場所から、1時間30分後です。
貴方の偉大な仕事と貴方のNGOを続けて下さい。とても、興味深いです。
敬具 クレメント』
(Dear, Sorry for the late answer, I start my new job! Yes it is a picture from a museum but it looks like the wild dogs I saw because as I mentioned it had a face similar to a fox but it looked globally like a wild dog.
1. I felt myself in danger first. During two minutes when I packed my bag I believed they were going to attack me.
2.They seemed very hungry and i told to me they want my flesh. But after they were very calm and they followed me. I think they disapeared because I watched on my way back regularly to see if they followed me because I was afraid.
1. I felt myself in danger first. During two minutes when I packed my bag I believed they were going to attack me.
2.They seemed very hungry and i told to me they want my flesh. But after they were very calm and they followed me. I think they disapeared because I watched on my way back regularly to see if they followed me because I was afraid.
4.Finally I slept at the next rest area that you can see on the map I scanned you. It is 1h30 hours after the place I saw the animals. Keep on doing your great job and your NGO! It is very interesting! Best regards Clément)
最後までご覧戴き有り難うございました。
現在私は奥秩父山中の捜索で手一杯の状態です。
関西地方、またはその近辺在住で、クレメントさんの足跡を辿れる人は居りませんでしょうか。
居ましたら御一報願います。