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Channel: ニホンオオカミを探す会の井戸端会議
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季節料理「ともん」にて

連休の中日である3月19日、私が乗る車は入間市に向かっていました。車中には4名のオオカミ体験者―2016.10.04夜、奥志賀の岩菅山(2295m)で咆哮を聴いた三田村-川田両氏。1993.07.11夜、奥利根、水長(みなが)沢文神(もんじん)沢源頭の南沢田代で咆哮を聴いた4名中の1人だった高桑信一氏、そして私。その1時間前拙宅に集まり、パソコンに収められた多くのイヌ科動物の咆哮と、山中で聴いた自ら...

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二ホンオオカミの巣穴

昨年5月、埼玉県の教育行政に長年関わっていた吉川国男氏から、2017年に埼玉県立川の博物館でニホンオオカミ展を行うので協力して貰いたい旨の連絡が在りました。手始めに、長瀞町岩根山神社近くの三ノ沢の「オオカミの巣穴」探しに加わって欲しいとの事でした。この巣穴のオオカミは、作家の戸川幸夫氏も幾度か取り上げ文面として残しています。(狼の軌跡他)(余談ですが「狼の軌跡」をご覧になると、かなりのオオカミ通にな...

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かわうそセンセ・町田 吉彦-1

二ホンカワウソ研究の第一人者、町田吉彦高知大学名誉教授から、分類に関してのお手紙を戴いていますのでご紹介します。少し専門的になりますが、ニホンオオカミを勉強する上で非常に重要な点が含まれていますので、最後まで読むことを希望します。町田吉彦高知大学名誉教授かわうそセンセの閑話帳...

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かわうそセンセ・町田 吉彦-2

1994年3月20~21日。奈良県のナチュラリスト達が同県東吉野村で、二ホンオオカミフォーラムを開きました。メディアに大きく扱われた訳では無かったのですが、全国紙の社会面に小さく『二ホンオオカミの剥製新発見?』として掲載され、「ニホンオオカミフォーラム」を行うと記されていたので、急いで問い合わせをし参加しました。100名位の参加者が狭い部屋に詰め込まれ、そうした意味で熱気溢れる会場となったのですが、...

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犬山黙れ!熊山騒げ!

明治38年(1905)ニホンオオカミ絶滅説をどの時点で定説としたのか解りませんが、1905年以降の生存情報を収集した書籍としては、岸田日出男氏の「日本狼物語」松山氏の「狩りの語部」が出色しています。法政大学出版局刊「狩りの語部」岸田日出男著「日本狼物語」狩りの語部は入手し難い書籍ですが市販本として認知されています。が、日本狼物語は市販されておらず、入手はおろか読む事さえ難しいので、一念発起して三峯博...

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送りオオカミに遭った人

前号「犬山黙れ!熊山騒げ!」で、伝えられているニホンオオカミの生態を紹介しましたが、実は「送りオオカミ」の経験をされた方からお話を聞いたことが有ります。お話を伺ったのは今から11~2年前の夏のことで、文面として残したのもお話を聞いて興奮冷めやらぬ頃のことです。尚「送りオオカミ」に遭った体験は太平洋戦争真っ只中の時のことですので、その辺をお含み置き戴ければと考えます。...

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秋山郷にて

当ブログ上で2度紹介した三田村孝さんの秋山郷でのオオカミ体験。1度目は昨年6月10日、2度目は同じく10月4日で、いずれも同行者共々の体験でした。三田村さんの体験場所は同じルート上で、周辺調査は昨年10月下旬に行いましたので、本年5月22日・29日の両日、カメラ設置に行って来ました。...

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雲取山のニホンオオカミ-1

居住地の上尾から新潟の実家に帰る途中、臨める山々の中で百名山は、丹沢山・富士山・大菩薩嶺・雲取山・両神山・筑波山・男体山・皇海山・日光白根山・赤城山・浅間山・武尊山・谷川岳・苗場山・巻機山・魚沼駒ケ岳の16座を数えられます。私としては、実家から見え小さい頃から親しんだ魚沼駒ケ岳が一番立派に感じ、玄関に飾ってある早津剛画伯が描いた魚沼三山は、来宅する山岳関係者の全てが称賛する風景です。16座中でも多く...

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雲取山のニホンオオカミー2

秩父の山中に分け入ってみると、よくもこんな所まで・・・と思えるほど林道が奥深く延びているのが解ります。もっともそれは秩父に限ったことでは無く、日本中の山という山に林道が張り巡らされていると言って差し支えないと思います。飛行機に乗って上空から山々を眺めた時に、より一層,事の深刻さに気が付くのですが時すでに遅し。...

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十文字峠の咆哮-1

浦和東ロータリークラブの事務局長と名乗る人から私に講演依頼があったのは、1998年2月のある朝でした。京都在住の岡田氏が山に籠ってオオカミ探しをしている最中で、私自身も後方支援のエネルギーを費やしている中、どうしようか迷ったのですが話を聞いてみる事にしました。ロータリークラブの例会がある毎週木曜日の昼、会員同士の交流を深めつつ、各方面から色々な人を招いて話を聞いているのだそうですが、「なぜニホンオオ...

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メディア関係者のオオカミ体験-1

浦和東ロータリークラブの事務局長が、十文字峠からの帰路獣の咆哮を聴き、ニホンオオカミの話を聞きたくなったのと同様、遭遇体験をしたメディアの方に招かれた事が2度ほど有りました。最近ではNHKのETVで放映された「見狼記」。番組制作会社「うぇいくあっぷらんど」の制作プロデューサー金尾礼仁さんがその当人ですが、その辺の経緯は【Interview】ETV特集『見狼記』スタッフ・インタビュー】の中で紹介されて...

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メディア関係者のオオカミ体験-2

1997年は非常に忙しい年でした。前年10月秩父野犬の撮影に成功し、今泉博士の所見を得てその存在を公にすると、嵐の様にメディアから取材依頼が殺到したのです。限られた時間の中で取材を受ける訳ですから、ロケ現場への行きと帰りに乗る車は違うメディア・・・そんな事が幾度も有ったように記憶しています。...

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和名倉山での遭難

長い間山と関わっていますと色々な事が起きます。私自身、一昨年の4月に山岳救助隊のお世話になりましたし、同年9月初めにも仲間がお手を煩わせました。そして、20年近く経った今だからこそ話せるのですが、実は私達、死と隣あわせの大きな事故を起こしています。...

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ニホンオオカミの剥製標本

ニホンオオカミを研究している(と云う)70歳代の方から(O氏)時々連絡を戴きます。この方は以前出版社に勤めていたと云うだけあって中々多才で、絶滅危惧種の動物を研究する方々ニホンオオカミも・・・と仰っています。私としては、過去の経験上ニホンオオカミは非常に難しい動物ですので、“様々な動物をやる中でニホンオオカミを研究する”のは難しいと思っていますが。...

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2017盛夏・三峰神社境内にて

茹だる様な毎日が続いていますが、湯気が立ち昇る様なこんな体験談が届きました。一服の清涼剤になりますかどうか。...

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ニホンオオカミ探索隊

最近奇妙な噂が私の耳に届きました。大学のサークル活動的な感じで複数の「ニホンオオカミ探索隊」なる人たちが秩父の山中に入っている・・・らしいと。オオカミ体験者で三峰神社大好き人間のKさんからの情報ですが、若しかしたらそうした人達から・・・と思われる目撃情報がそれ以前(5/21)に届いていたのです。 Q「突然メールしてすみません。これはお探しの狼に関係ある可能性ありますか?...

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わらしべ長者

今、私たちは体験情報が寄せられた山域に70台近くのトレイルカメラを設置しています。1年前は50台だったのですが、咆哮をしている姿を捕らえられれば結論を導きやすい・・・との思いの中、音声収録可能カメラに交換している訳ですが、かと言って、音声無しのカメラを使わない訳にも行かないので、段々設置台数が増えてしまった次第です。現在音声収録可能カメラが50台、それ以外が20台となっていますが、今まで3か月ごとに...

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十文字峠の咆哮ー2

21世紀に入って4年目、確か6月の事だったと思います。朝日新聞の天声人語に私達の活動が取上げられ、末尾にこう記されていました。『オオカミは「いまの日本が失ったものの象徴」であると同時に、現代社会を「再生」させる生命力を示してもいる』ニホンオオカミの生存は環境問題のシンボル的位置付けとされ、この記事以後一般の人達のニホンオオカミへの考えも、ほんの少しですが違って来た様に感じています。朝日新聞の天声人語...

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対馬で見つかったカワウソ

皆さん既にご存じでしょうが、長崎県の対馬でカワウソの生息が確認されました。琉球大学の井沢教授等が、ツシマヤマネコ生態調査の際設置したカメラに、2月,カワウソの映像が撮れ、これを受けた環境省の追跡調査で7月に糞を採集し、DNA解析でユーラシアカワウソ2匹分の物と判明した・・・と云うものです。因みに、作家の山根一眞さんは、井沢教授とチームを組んで、イリオモテヤマネコの生態調査に当たっていましたが、対馬の...

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秋山郷でのオオカミ探し

雨続きの中、3週間遅れでようやく、秋山郷のカメラメンテナンスに行って来ました。Yahooの天気予報を参考に数日前から準備していたのですが、満足出来ない予報が続く中、台風襲来の1日前、目的地周辺は午前中だけ晴天の予報でしたので、不安を抱えつつ思い切って出かけてみました。...

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