私の下に届けられた生存に関する情報も、今では100件を軽く超える状態です。
そうした中全て寄せられた訳ではなく、ネットサーフィンでヒットした情報にコンタクトをし、先方に確認した事例も少なくありません。
また、ネット上の情報を教えて貰いコンタクトをした例も多々あります。
先日調べ物がありネットサーフィンをしていると、2015年8月11日の記事で、『神獣は生きている!?ニホンオオカミは生き残っている可能性がある!』なるブログに当たりました。
著者は『小須田こういち』さんで、2年位前メールで秩父野犬の写真使用を申し出た方だったと思い出し、読み返したのが以下の文面です。
『神獣は生きている!?ニホンオオカミは生き残っている可能性がある!』
小須田こういち 134706 Views
富士山の麓にある山梨県の西湖で、絶滅していたと思われていたクニマスが発見されたというニュースに興奮を覚えたのは、なにも筆者だけではないはずです。
もともと秋田県の田沢湖にだけ生息していたクニマスが、遠く離れた西湖で連綿と命を引き継ぎながら生きながらえていたことに感動すら覚えたものです。
西湖周辺の地元地域では、以前から「クロマス」という名で呼ばれていたのだとか……。
山梨県による調査によると、クニマスは相当数の個体が生息しており、希少種ではないとする結論がなされたようです。
これもなんだか嬉しい話ではないですか!
絶滅したと思われていた魚が発見されれば、当然個体数は少ないだろうと考えるのが自然です。
しかし、それが「相当数」生き残っているわけですから……。
今後、クニマスが故郷の田沢湖で泳ぐ姿を見ることができるのかどうか、注目していきたいものです。
日本の絶滅種といえば「二ホンオオカミ」
さて、絶滅種というと筆者はどうしても「二ホンオオカミ」が脳裏をよぎるのです。
その昔、日本中の山々を駆け回っていたであろう二ホンオオカミ――。
約100年前に絶滅したと言われていますが、はたしてどうなのでしょか。
クニマスのように今もどこかでひっそりと生きているということはないのでしょうか……。
かつて本州から九州の山々には二ホンオオカミがたくさんいました。
しかし残念ながら、我々は二ホンオオカミの姿を目にすることは叶いません。
しかし残念ながら、我々は二ホンオオカミの姿を目にすることは叶いません。
二ホンオオカミは1905年に奈良県で捕獲された個体を最後に絶滅してしまったのです。
ところが、すでに絶滅していると言われているにも関わらず、「二ホンオオカミは生存している!」と信じて疑わない人も少なくありません。
1996年、埼玉県の秩父山系で撮影された写真が世間を騒がせたことがありました。
なんと、その写真は絶滅したはずの二ホンオオカミだというのです。
また、2000年には九州で二ホンオオカミによく似た動物が撮影されています。
また、2000年には九州で二ホンオオカミによく似た動物が撮影されています。
これが、その時に撮影された二ホンオオカミかもしれないと言われている「秩父野犬」です。
今回は撮影者である八木博氏に許可をいただき掲載させていただきました。
今回は撮影者である八木博氏に許可をいただき掲載させていただきました。
実際に専門家による鑑定も行われ、この「秩父野犬」には二ホンオオカミの特徴が多くみられることから、二ホンオオカミの生き残りである可能性が高いという見解がなされてもいます。
果たしてそこに写された動物は二ホンオオカミなのでしょうか。
どこかで生息しているとしても不思議ではない
もし……もし仮にもどこかで生き残っているのであれば、それはやはり正直に「嬉しいな」と思います。
別に恐竜が生き残っているだとか、そんな話ではないわけですし、恐竜よりも二ホンオオカミの方が遥かに現実味もあると思うのです。
ましてや奥秩父と言えば関東の秘境とも言われます。
ましてや奥秩父と言えば関東の秘境とも言われます。
その広大な山地にひっそりと生きていたとしても、決して不思議ではありません。
さらに、九州や四国の山地にも二ホンオオカミがいるのではないかとも言われています。
筆者の知る限りではその後、秩父山系の山中でオオカミの遠吠えを大音量で流すという実験も行われました。(注・撮影以前の試みです)
二ホンオオカミがそれに反応して遠吠えを返してくれるのではと期待されましたが、実験自体は思うような成果は得られなかったようです。
ちなみに2014年11月には、秩父市の鍾乳洞で二ホンオオカミのものと見られる歯が見つかり、ヒグマと見られる全身骨格も見つかっているようです。
UMAではなく現存した動物だということが重要
二ホンオオカミは何億年も前に絶滅したわけではなく、比較的つい最近まで生きていたこと、ましてやUMAなどのような未確認動物でもありません。
クニマスのようにどこかでひっそりと生き残っていたとしてもおかしくはないと思いませんか?
日本では古くから畑を荒らす鹿や猪を食べてくれるオオカミを神の眷属として崇めてきた信仰がありました。
秩父はもちろん、奥多摩、山梨県など山岳地域でオオカミ信仰が盛んだったと言われていますし、その信仰を今なお受け継いでいる地域もあります。
秩父の三峯神社などは二ホンオオカミを祀った神社として有名です。
その他、東京や千葉、栃木、山梨、静岡、岐阜などにも、「狼神社」と呼ばれる神社が多数あります。
筆者も三峯神社へは何回か行ったことがあります。
三峯神社の博物館には二ホンオオカミに関する資料が多数展示されており、二ホンオオカミの魅力に触れることができます。
そんな二ホンオオカミ――。
絶滅した理由もはっきりとは分かっていません。
主な理由としては狂犬病が海外から入ってきたことによって二ホンオオカミは害獣となり、どんどん殺されてしまったこと。
森林開発によって住む場所を追われてしまったこと。
海外から持ち込まれたジステンバー病によって死滅してしまったこと――などが原因だとされています。
これらのどれか、もしくはこれらの要因が重なってしまったことで、二ホンオオカミは姿を消してしまいました。
でも、もし生息域をもっと標高の高い場所に移していたりしたら……。
生き残っている可能性も無きにしも非ず。
実際、標高2,000m近い山中で二ホンオオカミらしい動物に咆えられたという体験をした人もいます。
実際、標高2,000m近い山中で二ホンオオカミらしい動物に咆えられたという体験をした人もいます。
二ホンオオカミかもしれない写真を撮影した人や、二ホンオオカミらしい動物に咆えられた人、二ホンオオカミのような動物の遠吠えを聞いた人など、様々な体験者がいることもまた事実なのです。
だからこそ、今なお日本のどこかでひっそりと生き残っているのでは?と多くの関心を集めているのです。
絶滅種である二ホンオオカミが発見されでもしたら、それこそ今世紀最大級の発見となります。
「二ホンオオカミなんかいないよ」と一笑に付してしまうのは簡単です。
でも、もしいたとしたら……??? そこに筆者は大きなロマンを感じてしまうのです。
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一日中パソコンを相手にしていると、腰は痛くなる、眼は悪くなる…‥で結構つらいものです。
パソコン上の情報等で未知の物も多数うずもれていると思われます。
そうした物を一つでも掘り起こせればと願う処ですので、お知らせ下されば幸いです。